日本盲導犬協会 盲導犬の里 富士ハーネスという盲導犬の施設見学に行ってきました。
とてもすばらしい施設で、医療の部屋や宿泊訓練施設などいろいろと整っていました。
施設の方から盲導犬になるまでの生育についてや盲導犬を希望される視覚障害の方がどのようにして盲導犬との生活を送るようになるのかなどわかりやすく教えていただきました。
また、実際にアイマスクをして盲導犬と一緒に歩行する体験をしてきました。
歩くスピードが思いのほか早くて、始めは“怖い”と感じましたが、普段私たち
健常者が歩くスピードと同じと聞いて納得でした。私たち健常者は、アイマスクをして歩行すると慣れるまではおっかなびっくりで歩行速度はダウンするんですよね。

しかし、そこは盲導犬。こちらの事情はお構いなしなので始めからお仕事モード。実際の歩行速度と同じです。そして、的確に障害物をよけたり、曲がり角では止まったり、言葉はなくても的確に誘導してくれます。慣れてしまえば、ちょっとのことならば、人間に頼むよりも煩わしくなく、スピーディーに行動に移せるので盲導犬はありがたい存在だなと思いました。
体験してみて、盲導犬ユーザーさんが盲導犬を大切にする気持ちがわかったような気がします。
今回、一緒に歩いてくれた盲導犬は、PR犬で、皮膚が弱く盲導犬になれなかったウィーリーちゃんでした。
盲導犬は、しつけもさながら、衛生面もしっかりしています。
盲導犬ユーザーは、狂犬病などの予防注射などもしっかり行い、その証明をお持ちだそうです。しっかり考えられていて安心ですね。
とても貴重な体験ができました。
みなさんもご興味があったら是非こちらまで↓
盲導犬の里 富士ハーネスHP http://www.fuji-harness.net/
★盲導犬を見かけたら★
お仕事中の盲導犬を見かけたら、以下のことに注意をお願いします!
①盲導犬に触らない。(かまわない。)
②エサや食べ物は与えない。
③盲導犬の目を見ない。(見つめない。)
この上記3つをしてしまうと、お仕事中の盲導犬は気が散ってしまって、安全に誘導(お仕事)ができなくなってしまうそうです。盲導犬はとてもおとなしくついつい見てしまいますが、ご注意ください。



